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山口 翔の”web尺八セミナー”


1、講習曲

初傳曲5曲「黒髪」「六段」「八千代獅子」「千鳥の曲」「夕顔」
各曲、山口 翔の手書きによる琴古流尺八の譜面(ダウンロード版)付き。
「黒髪」では、琴古譜および音符解説(このリンクを右クリックして保存してください。※PDF形式)を添付しています。

2、講習内容

3、講習費用

「黒髪」は無料お試し版
あとの4曲は、「3000円」を頂いています。
この金額は、邦楽教室の「ワンレッスン」の価格や、音源のCDの金額と同等であることから設定させていただきました。ただし、動画ですので何度も繰り返し見ていただけます。また、メール(raimei245@gmail.com)にてご質問をしていただけるサポート体制をとらせていただいております(ご購入いただいた楽曲に限らせていただきます)。


4曲まとめてご購入いただいた場合、特典として「琴古流の装飾技法解説」の動画(35分、主にアタリやスリの入れ方の解説)をおつけして、4曲+特典映像で「10000円」の特別価格でご提供させていただきます。


4、購入方法

Paypalによる決済でお取引させていただいております。
クレジットカードとメールアドレスさえあれば、ご購入いただけます。

※Paypalでのお買い物が初めての方は、こちらをご覧ください。

決済ののち、メールにて動画をお送りさせていただいております。
決済後にご購入のメール(「今すぐ購入」ボタンの下のリンクをクリックし、件名と本文はそのままにお送り下さい)の送信を必ずお願い致します。
決済の確認後、可能な限り迅速に、折り返しメールを返信させていただきます。

→「六段」を購入する。(\3,000-)

→ご購入後、こちらへメールをお願いします



→「八千代獅子」を購入する。(\3,000-)
→ご購入後、こちらへメールをお願いします



→「千鳥の曲」を購入する。(\3,000-)
→ご購入後、こちらへメールをお願いします



→「夕顔」を購入する。(\3,000-)
→ご購入後、こちらへメールをお願いします



→「六段」「八千代獅子」「千鳥の曲」「夕顔」の4曲、および特典動画を購入する。(\10,000-)

→ご購入後、こちらへメールをお願いします

※決済を完了したのにメールが届かない等、問題が生じた時には、お手数ですが下記のメールアドレスまでお知らせ下さい。
raimei245@gmail.com

5、受講された方のご感想

神奈川県・I様
早速全部拝見させていただきました。
とてもわかりやすく丁寧に説明やお手本を示してくださって
いるので勉強しやすいです。

特に自分の課題の一つである連打では夕顔の動画でおっしゃっていた
5孔の連打の時に手全体を開く感じというのがしっくりきました。
拍の重さの話も考えたことなどありませんでしたが、そうとらえることで
曲の雰囲気がずっとつかみやすいです。

あと特典映像がとても役に立ちました。なんとなくやっていたアタリ、ナヤシ、
スリ、オリが頭に整理されました。

それから、本当に楽譜がきれいで注釈もありわかりやすいです。
青譜だと歌の歌詞が読みにくいのですが
こちらの楽譜だとどこに歌がどんな歌詞で入ってくるのかが
理解できます。

今後もし他の曲もアップするようであればぜひ購入したいです。

2度、3度と拝見させていただきもっと上達するよう練習に励みますね。
ありがとうございます。


● 早速にご覧いただき、感想までお寄せ下さってどうもありがとうございます。
動画の内容は、自分なりに演奏を研究したり、練習方法を試行錯誤したり、
あるいは今後門人ができたときのために解説を整理したりしてきたものです。
そうした自分なりの工夫が、人様のために少しでも役に立ったならば、
それに勝る喜びはありません。
特に琴古流は、都山流に比べて教授体型や技の伝授方法があまり理論立っていないところがあり、
自分なりにそうした課題に対する提案をすることができたのはやりがいのあることでした。

他の曲につきましては、この5曲を公開してみてからの反応を見て考えて見たいと思います。ただ、この5曲には、他の曲を演奏するときにもよく意識する、古曲のエッセンス的な要素は相当入れたつもりですので、中傳の曲などにも応用が効くとは思います。(山口 翔)




神奈川県・H様
始めまして、Hと申します。
YouTubeで黒髪を検索した時にweb尺八セミナーを知りました。
お言葉に甘えて、幾つか質問をさせて下さい。

1、「打改」の説明で〇点は表拍子、ななめ点は裏拍子とありましたが、音名の右側のななめ点は表拍子ではありませんか?表と裏が入れ替わるとも言われましたが「打改」の説明が分かりませんでした。
2、黒髪の演奏で譜面に記されていない奏法(メリ込やスリ上げ、装飾音・・・)が使われているように聴こえますが、決まり事のような奏法があるのですか?
3、「琴古譜の音符・指使い」資料で全音をカリと書かれていますがどのような意味なのでしょうか?カリは音程を上げる事と理解しています。

1、音符の右側の点は表拍、左が裏拍であると同時に、表側だけ見たときに、「大きな表と裏」があると思ってください。別な言い方をすると「右→左→右→左」と、4つ点が進む間に、強弱でいうと「強→弱→中→弱」のような感じがあります。洋楽の4拍子とちょっと似ているかもしれません。ただ、これは普段演奏するときには殆ど意識することはないですし、黒髪は全く意識しなくていい曲だと思います。黒髪で「合いの手」の前に「打ち改め」が来ているのは、おそらく「合いの手」の最初のところが●になるようにしたかっただけだと思います。昔の曲なので、どうしてもところどころ数が奇数になったりして整わないのですが、黒髪はそんなに不規則な方ではないです。もっと不規則な曲では、本当に「打ち改め」をしっかり意識しないと、表と裏が入れ替わってしまって、曲がおかしくなるようなものもありますので、ちょっと備考みたいな感じで説明を入れてしまいました。「夕顔」みたいに整っている曲では、本当にキレイに「4の倍数」で旋律が区切れ、「打ち改め」が楽譜中に見当たりません。

2、楽譜に注釈のないメリやスリ上げは、琴古流の伝統的な「アタリ」「スリ」と呼ばれる技法で、楽譜や教則本には載っていません。琴古流では伝統的にこうした「装飾技法」にこだわる芸風であり、その入れ方は修行を重ねる中で会得していくものという認識が強かったようです。また、その入れ方のセンスの良さが、尺八の上手さのうちの一つと認識されてきたのではないかとも思えます。僕自身もパターン化されたマニュアルを教わったのではなく、10年間の修行の中で師匠から曲を習っていく中で、刷り込まれるようにして、また盗むようにして意識的・無意識的にできるようになっていったように思います。ただ、今回、この「web尺八セミナー」を開催するにいたり、やはりこうした技法はパターンごとに整理し、規則性を明らかにしてみたいという思いがあり、全曲セットのバージョンにつけている「特典動画」にはどういう音のパターンのときにどういうアタリやスリが入るかというルールを分析して解説しております。もしご興味がありましたら、受講をご検討くださいましたら幸いでございます。

3、現在は尺八の2大流派のうち、都山流の方が圧倒的に人口が多数ですので、都山流の「メリカリ」の定義が広く流通しているように思います。都山流では、普通の音を「全音」、琴古流でいうメリの音を「半音」、琴古流の中メリを「メリ」といいます。そして、「全音」からアゴをカッて半音上げた音を「カリ」と呼んでいます。これは、都山流が西洋音楽の影響を受けた流派なので、「全音」「半音」という音の認識になったものと思われます。

しかし、琴古流では元来、都山の全音を「カリ」都山の半音を「メリ」といいます。「メリハリ」という言葉の語源が「メリカリ」だといいますが、要するにくぐもった暗い音が「メリ」明るく抜けた音が「カリ」なわけですね。尺八はもともと尺八古典本曲を吹くための楽器ですから、「メリ」と「カリ」しかないわけです(琴古流本曲に、ごくまれに「中メリ」が出てきます)。それに対して、明治以降、地歌箏曲と合奏する「外曲」が盛んになると、本曲で使っていたメリカリや指使いの種類だけでは、細かい転調や調弦替えの音が足りなかったわけです。ですから、「中メリ」とか「大カリ」というものが生まれたわけですね。この「大カリ」というのは、ロやチで使いますが、音階上ふつうの(都山の全音、琴古のカリ)ロやチから「さらに」アゴをカッて半音上げた音をムリヤリ生み出した音なんです。昔の尺八はもともと第3孔が今より上にあり、チのピッチが高かったので、本当にチを大カリすれば求める音程まで上がったんですね。ですから、チの横に「大カリ」「大カ」などと注釈が書かれていました。しかし、それが次第に省略して「カリ」「カ」だけ書かれたりしたこと、古典本曲をベースに持たない都山流が、琴古流の大カリのことを「カリ」と呼び、その言い方が広まっていったことなどから、琴古流の中でも呼び方が混在するようになってしまったようですね。僕はこういう混在をさけるために、伝統的な「大カリ」の語を使い、都山流でいうところの「全音」を「カリ」と解説しましたが、現在の琴古流でも混在が続いているのが実態といえると思います。



尺八は音色が好きで手にしました。ポピュラーな曲を楽しんでいますが、古典本曲・三曲に関心を持ち始めてから、流派や会派の違いによる音名や装飾技法のややっこしさに困惑しています。古典本曲・三曲は幾つかの曲をそれなりに吹ければ良いと思っています。

尺八愛好者が広がって行くことを願い、更なるご活躍を期待しています。

各曲とも、「黒髪」と同じく、演奏動画と楽譜の映像を並べております。「唱譜しながら楽譜の映像」の方がいいかなと作成時にも思ったのですが、それだとどうしても1本ごとの映像が長くなってしまう(1本1時間半くらいになる)ため、演奏しながら楽譜を指し示していく方法といたしました。ご参考になれば幸いです。

セミナーの内容は、基礎的なところからかなりマニアックな難しめの内容まで、通常の尺八教室では触れないような中身も入れています。これは、教室だと「曲数を重ねながら、段階に応じて少しずつ解説をステップアップ」ができるのですが、こういうweb上のセミナーだとその映像1時間程度で、すべての要素を入れないと、その1映像きりの講習チャンスとなってしまうからです。ですので、すんなりご理解いただけるところと、1回では中々理解しにくいところがあるかもしれません。そういうところは遠慮なくご質問くださったり、何回も見ていただければと思います。繰り返し見ることができるのは「動画」の利点だと思います。

情報化社会の現代は、価値観もニーズも多種多様であり、そんな中尺八、特に古典の三曲合奏や本曲などに興味を持って下さったのは本当に嬉しいことです。「伝統芸能」ということで、これまで「入門」とか「古来の師弟関係・しきたり」とか、敷居の高さがあったのですが、僕はこうした日本の純邦楽も、アイリッシュやフォルクローレみたいに純粋に「民族音楽」として楽しめるものになってほしいと願っています。H様がおっしゃるように、「古曲のレパートリーは数曲で楽しめればいい」という需要も少なからずあるはずだと思います。そうしたニーズに、当方のwebセミナーがお答えすることができるならば、大変光栄なことです。今回のwebセミナーは、そうした視点からも、初傳の中でも特に有名な人気曲5曲をセレクトし、琴古流で最も標準的な「青譜」に準じた楽譜の奏法にしておりますので、ご期待に添えれば嬉しいです。



web尺八セミナーの楽譜を印刷しました。 手元に六段、千鳥の曲、八千代獅子の譜面がありますが、ダウンロードした譜面は山口籟盟さんが作成されたのですね。完成度の高さに驚いています。映像はまだ見ていませんが期待が膨らんでいます。

尺八の演奏形態には三曲合奏、独奏、尺八だけの合奏、西洋楽器との合奏等、好みや許される環境や条件で様々だと思います。にも拘わらず、これらの思いに応える教授方法の遅れが、尺八愛好者が広がらない要因としてあると思います。

邦楽や古典本曲は日頃、耳にしないので尺八に関心を持つ機会は殆どありません。歌謡曲が邦楽だと思っている人も多いと聞いていますし、尺八は「首振り3年コロ8年」息切れで目まいをしても音が出せない楽器という語り草も良く聞きます。

一方、尺八でポピュラー音楽を演奏していると、尺八の音を始めて生で聴きました。ポピュラー音楽に使えるのですね。音色が良いですね。とか、尺八に興味を持つ人もいます。尺八の音色は人の心に何かを響かせるのだと思います。楽器としてもっと手軽に楽しめる環境ができればと願っています。

H様、本当にどうもありがとうございます!
今後とも、自分なりに価値観の提案や情報発信を積極的に継続していきたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(山口 翔)

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